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使い方ガイド

カスタム指示とは

AI への指示文 (プロンプト) の役割、書き方の基本、よくあるパターン。

カスタム指示は「出力の形」を決めるもの

WriteScan が AI にノートを書き起こしてもらうとき、何の指示もしなければ「ふつうに文字を起こす」結果になります。カスタム指示 は、それに加えて「こういう形で書き起こしてください」と AI に伝える文章のことです。

出力に出てくる ##- といった記号の意味がよくわからない場合は、先に Markdown とは を読むと書き方を決めやすくなります。

例えば次のような指示ができます。

  • 「箇条書きの記号を - で揃えてください」
  • 「日付見出しは ## YYYY-MM-DD の形にしてください」
  • 「TODO で始まる行は Markdown のチェックリストに変換してください」
  • 「ノートの内容を、見出し / 箇条書き / TODO の 3 セクションに分けてください」

どこから作るか

設定タブの カスタム指示管理 から作成・編集します。名前と、自由テキストの指示文を入力するだけで保存できます。

スキャン時に、スキャンシートスキャン設定 から、その指示を選んで適用します。

プリセットの指示セット

最初から使いやすい形の プリセット も用意されています。議事録風に整理する、TODO を拾いやすい形にする、Markdown で整えるなど、よく使う用途向けの指示文を選ぶだけで使えます。

まずはプリセットを試し、必要に応じて自分のノートの書き方に合わせて文言を調整してください。

書き方の基本

AI に伝える文章の心得は、人にお願いするときとほぼ同じです。

  1. 何を / どうして欲しいか を具体的に書く
  2. やってほしくないこと も書いておく (例: 「内容を要約しないでください」)
  3. 例を 1 つ示す と、フォーマットの揺れが減る (例: 「日付見出しは ## 2026-05-09 のように書いてください」)
  4. 長く書きすぎない (1 ~ 5 行が扱いやすい目安)

よく使われるパターン

1. 「形を整える」だけのプロンプト

ノートの内容を Markdown で書き起こしてください。
見出しは「## 」、箇条書きは「- 」で揃えてください。
内容の要約や省略はしないでください。

2. 「分類する」プロンプト

ノートの内容を以下のセクションに分けて Markdown で書き起こしてください。
## 決定事項
## TODO (チェックリスト形式で)
## メモ
該当する内容がないセクションは省略してかまいません。

3. 「要約付き」プロンプト

ノートを Markdown で書き起こしたうえで、最後に「## 要約」セクションを 3 行以内で追加してください。
要約以外は元のノートの内容を変えないでください。

4. 「ペン色の意味を指定する」プロンプト

色ペンを使い分けている場合は、色そのものをただ書き起こすのではなく、その色にどんな意味があるか を指示しておくと整理しやすくなります。

例:

青ペンで書かれた内容は「思いついたアイデア」として扱い、「## アイデア」セクションにまとめてください。
赤ペンで書かれた内容は「起きた事実」として扱い、「## 事実」セクションにまとめてください。
色が判別できない場合は、無理に分類せず通常の本文として書いてください。

使い方の例:

  • 青ペン = 後で試したいアイデア、仮説、改善案
  • 赤ペン = その日に起きた出来事、観察した事実、決まったこと
  • 黒ペン = 通常のメモ本文

ただし、照明や紙の色、ペンの濃さによって色の判別は揺れることがあります。大事なルールほど「判別できない場合は通常の本文にする」のように逃げ道を書いておくと、誤分類を減らしやすくなります。

カスタム指示でできないこと

  • 崩し字を読みやすくする — これはカスタム指示ではなく、撮影の仕方や OCR 設定の問題です (OCR がうまくいかないとき)。
  • 画像から正確な数字を読み取る — AI は文脈で補正するため、似た数字 (0/O / 1/l) は誤りが残ることがあります。重要な数字はダブルチェックしてください。
  • 過去の投稿を遡って整形 — カスタム指示はスキャンや読み取り再実行の その回 に適用されるもので、過去の投稿が自動で書き換わるわけではありません。

注意点

  • 1 回ごとに利用回数を消費します (プラン)。試したい指示があれば、まず短いノートで動作を確かめると安心です。
  • 同じノートで指示を変えて何度も読み直すと、AI の解釈の揺れによって毎回少しずつ違う結果が返ってくることがあります。気に入った結果が出たら、そこで保存してしまうのがおすすめです。

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